ネットと現実をつなぐマーケティング
スマートフォンが急速に発展したことにより、容易にインターネットと現実をリンクさせることができるようになりました。食べログのようなインターネットサイトで検索した情報から食べたいお店に実際に行ってみたり、現在地周辺の喫茶店やレストラン・ATMやコンビニをインターネットで検索するなど、オンラインとオフライン(街中やリアル店舗)を容易につなげることができます。
【O2Oマーケティング】で購入意欲を掻き立てる
O2Oとは、【onlne to offline】の略語です。オンライン(インタネット上)とオフラインである実際の店舗をつなげる手法です。食べログのように事前にインターネットで集客しておき、自店舗に来てもらうように促したり、反対に携帯電話の位置情報を活用して、その場所に行くともらえる特典用意することもO2Oです。
実際にスマートフォンアプリのパズルゲームであるパズドラこと【パズル&ドラゴンズ】と【パズドラレーダー】は、ゲーム大会の会場に来た人限定で、パズドラ内の特別なダンジョンを入手することができるキャンペーンを用意しました。ダンジョン入手のためにはパズドラレーダーで現在地からダンジョンを入手必要があり、入手したダンジョンはパズドラ本編で遊ぶことができます。ゲーム大会の会場(オフライン)からゲームへ(オンライン)ユーザーを誘導したのです。
モバイル環境の発展でマーケティングも変化
知らない土地だといざ飲食店や喫茶店・居酒屋を探すのも大変ですよね。それも都市部から離れている街だと尚更大変です。スマートフォンやタブレット端末を利用している人は、位置情報を利用して現在地周辺の店舗を検索することができます。
店舗までの道順の表示や地図検索はもちろん、地図検索の結果に近隣店舗の割引クーポンや空室状況もスマートフォンやタブレット端末で確認することができます。
O2Oマーケティングはデスクトップパソコン全盛期、インターネット検索が容易にできるようになったときからすでに行われていましたが、インターネット環境を持ち歩けるスマートフォンが普及したことにより、スマートフォンとインターネット・GPSなどを活用したマーケティング手法が一般的になりました。
まとめ
・オンラインとオフラインをつなぐことで、ユーザーを誘導する
・スマートフォンの普及で、さらに容易にオフラインに誘導できるようになった
WEBマーケティングを行ううえで無視できない存在なのがスマートフォン。スマートフォンサイトの整備をすることで、インターネット検索をしてもらいやすくしたり、実際の店舗から自社SNSや自社サイトにアクセスしてもらうなど、スマートフォン対策は今後も重要になっていきそうです。