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ひとりひとりの顧客に向き合うマーケティング

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Amazonといえば最大級の本屋さん…どころか、なんでも売っているインターネットショッピングサイトです。Amazonを利用すると、「よく一緒に購入されている商品」、「この商品を買った人はこんな商品を買っています」という商品広告があって、なんだか一緒に買っておいたほうがいいような気がします。これらは、顧客のニーズをつかみ、顧客にあわせた最適なアプローチを行う【ワン・トゥワン・マーケティング】という手法です。

amazon.co.jp

顧客の傾向から商品をおすすめしてくれる

Amazonを2回目に利用するときには、トップページ上に「あなたのお買い物傾向から」といって広告が出てきてくれます。意外とおすすめされている本は面白そうなタイトルだったりするので、重宝している方も多いはず。

【ワン・トゥワン・マーケティング】は顧客を集団ととらえるマス・マーケティングとは対照的な概念であり、顧客ひとりに対して、最適なアプローチを行います。ウェブサイトの場合、サイトに掲載されているバナー広告は生活者の検索や商品購入履歴を参照して、最適な広告を表示する仕組みが出来上がっています。

「名古屋 マッサージ」でgoogle検索をすると、Webサイトを訪問するたびに関連広告が表示されるのはそのためです。

関連が深い広告だと不快に覚える人もいる

あまりにも自信に関連性が深い広告ばかり表示されると、それに対して不快感を覚える方も少なくありません。こういった問題から、不快感を与えないように許諾を得てから行うマーケティングも活発になっています。

許諾をとるマーケティング

事前に許諾を得てから行う【パーミッション・マーケティング】は、顧客がウェブサイトなどに登録するときに、事前に広告を送る旨を伝え、それに許諾(パーミッション)してもらってから広告メールやDMなどを送るというもので、その広告の内容もあらかじめ許諾を得た興味・関心のあるものだけを送付します。

そうすることで、「一方的にDMや広告メールを送り付けられた!」という不快感を軽減し、顧客の企業に対する印象も悪くなりにくくなります。

許諾を得て集めた情報をもとに、適切なメールを送ることで、セールスアップや作業軽減の効果も望めます。

まとめ

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・顧客ひとりひとりにあった、アプローチを行う

・一方的な広告に不快感を覚えられないように配慮する

広告が便利!と思う方もいれば、何故このサイトでこの広告がでるの?と不快に思う方もいらっしゃいます。こればかりは十人十色のため、全員に満足してもらうのは難しいかもしれません。Webでのマーケティングに限らず、節度をもった広告を行う必要がありますね。