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イオンの共通ポイント制度【WAON POINT】始まる

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イオンの新共通ポイント制度【WAON POINT】が発表されました。まだまだ共通ポイントとして機能はしていないようですが、今後の発展に期待です。

www.smartwaon.com

イオングループ以外でも使える共通ポイント

先発のTポイントやPontaポイント同様に、イオングループ以外のWAON POINT加盟店でもWAON POINTカードや電子マネーWAONを提示してポイントを貯めることができます。

2016年6月現在、イオンは3種類のポイント制度(クレジットカードのときめきポイント・WAONポイント・WAON POINT)とモール独自のポイント制度が乱立している状態です。ユーザーの利便性からいっても、是非早急にポイントを一本化してもらいたいものですね。

【FSP】ポイント制度もマーケティング戦略の一つ - Marketing Weblog

 共通ポイントの狙い

WAON POINTは、ユーザー・企業にとってメリットのある存在になれるのでしょうか。先発の共通ポイントといえば、Tポイント・Pontaポイントに加えて、楽天スーパーポイント・dポイントなどが台頭してきています。

共通と言いながら5種類のポイント制度が出来上がってしまっているので、十分ポイントカードがサイフを圧迫してしまいがちです。今回のイオンは、イオンカードやWAONカードにもポイントカードの機能を持たせることで、共通ポイントカードをさらに持たせるという参入障壁を減らしています。2015年現在、WAONの発行枚数は5,000万枚を突破しており、2016年現在で電子マネー市場のシェア4割を誇ります。もうすでに、WAONカードを持っている人は沢山いるところに、新しいポイント制度を追加することで、会員数も確保してしまったということです。

とはいえ、会員数が大勢いても中身のポイント制度が魅力的でないとユーザーは使いません。今後の動向に注目していきましょう。

「WAON」累計発行枚数が5,000 万枚を突破!

http://www.aeon.info/news/2015_1/pdf/150625R_2.pdf

参照元:イオン株式会社

まとめ

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・イオンの新ポイント制度【WAON POINT】が始動

・現行ではイオン関連のポイント制度が乱立してしまっているので、今後統一化に期待

・手持ちのWAONカードでポイントカードしても利用できる

新しく始まった制度ですので、今後の動向に注目です。WAONは税金の収納代行にも利用できる電子マネーであり、ポイントカードであり、割引ツールにもなる万能カードになりました。是非WAON POINT加盟店に魅力的なお店が増えることに期待しましょう。