自社を内部・外部から分析する
自社を分析する場合、【内部環境】と【外部環境】の2つの要因からアプローチして、自社のプラス面、マイナス面を整理します。内部環境における自社の「強み」「弱み」、外部環境における「機会」「脅威」の4つを分析する手法を【SWOT分析】といいます。
強み・弱み・機会・脅威
自社の内部環境からプラス面を考えると自社の【強み(Strengths)】がわかります。反対に自社のマイナス面を考えると【弱み(Weaknesses)】がわかります。例えば、自社には専門知識・経験豊富なスタッフが多いという強みや、反対に人件費がかさんだり、会社に若い人がすくないという弱みがみえます。
今度は自社の外部要因からプラス面やマイナス面を考えます。事業を大きくするような【機会(Opportunities)や、市場からの撤退や縮小を検討すべき【脅威(Threats)】を整理し、分析していくのです。これら4つの頭文字をとって【SWOT】分析と呼ばれます。
自社分析は徹底的に
自社のプラス面(強み・機会)、マイナス面(弱み・脅威)を確認することで、今後自社が打つべき戦略が見えてきます。強みを伸ばす戦略・弱みを補う戦略、機会を活かした戦略、脅威を回避する戦略、それらを組み合わせた戦略など、考えられるものはたくさんありますが、それを自社にとって効果的かどうかは、強み・弱みを分析する精度次第です。自社のことだからこそ、客観的に見た・現実的な自社の評価を付けていく必要があります。
まとめ
・内部要因・外部要因で自社を分析する
・自社を【強み・弱み・機会・脅威】の4つの要素で分析するのが【SWOT分析】
・次の一手を打つために、自社分析は正確に、徹底的に行う
SWOT分析は会社だけの分析方法ではなく、ホームページ・ブログ・お店など、何でも利用できる分析手法であり、とても重要な手法です。マーケターでなくても、お店やサイトの運営を任されている人は常に意識したい分析方法です。